第10回行動 じゅっかい

第10回行動は2001年6月の「じゅっかい」である。吉本和孝が再度参加。亜邪夢が初参加。

下らないあらすじ
『紀元前10世紀、バビロンは空前の栄華に酔い痴れていた。』
バビロンの支配者バビル2世(桶)は、ヨミの部下狩りを行っていた。彼によれば、肥沃な三日月地帯においては、真っ当人 間は全て預言者に 率いられいるはずであり、そうでない者は全てヨミの部下になる可能性があるというのである。捕らえら れたヨミの部下かもしれない者たち(藤原、池田、鬼) はバビルとポセイドン(吉本)によって次々となぶり殺しにされて いく。バビルの元に捕らわれていた孫悟空(故太郎)は、自らの身の潔白を証明すべく、預言 者を捜す旅にでることになっ た。そうしないとロプロスに空爆され、ポセイドンにはからまれるからだ。
預言者とは、神から啓示を受けて言葉を預かり、石版にそれを刻んだりするのだという。悟空は旅の途中で、ジョー(池田) と力石(鬼)、ア ン(亜邪夢)とマシュウ(藤原)、猪八戒(鬼)、デッカード(池田)、海水浴客(鬼)等、石版を手に した人々に出会うが、彼らはことごとく預言者ではな かった。ま、そりゃそうだな。しかし、合間にバビルとポセイドンの 軽いコントを挟みつつ、とうとう悟空は本物の預言者に出会う。
だが、それでもめでたしめでたしとはいかないのである、何故なら本物の預言者を自称する男たちは、3人もいたからだ。黒 コートのマーサー(藤原)、マント 姿の権兵衛(池田)、全身タイツの鶴煎餅(鬼)。
この中から1人選ばなきゃいけないなんて、そりゃああまりに過酷だ。今更究極の選択なんて時代遅れじゃん。そうだ、とり あえず預言者コンテストでもして決 めようーっと。うん、そうしよ。

  • ここが見所(だった)
    初日は70人以上のお客さんがご来場されたので、舞台の前半分を桟敷席 に変えました。見所じゃないだろそんなもん。そうですね。
    恒例のお客さん参加コーナーは速押しイントロクイズであった。ボタンを押すのではなく、3名の自称預言者の頭部に 繋がったロープを引っ張る のである。引っ張られると当然自称預言者たちの頭部は前方に傾く。彼らの頭部には針がつ けられており、それによってボタン代わりに設置された風船を割ることになる。で、その後曲名を答えるわけである。 まどろっこしいですね。

    2001・6・23上演記録 はこちらからどうぞ。

  • 出演:故太郎 池田一平 桶雅景 鬼豚馬 亜邪夢 吉本和孝 藤原康弘
  • 京都大学文学部学生控室(ブンピカ)  2000年