第25回行動 芥川ショー

第25回行動は2008年6月の「芥川ショー」である。再びヨーロッ パ企画の本多力がゲスト。しかもラジオで宣伝してくれたりして、本当にありがとうございました。本当に他力本願だなあ。駒田大輔も含めたすんごい豪華キャスト。

下らないあらすじ
はーい、芥川龍之介の傑作集ですよ。
「蜘蛛の糸」:スパイダーマン(駒田)が社会の偏見に傷ついたりします。
「羅生門」:羅生門には二階も三階も何階もあって、階ごとにヘンな老婆たち(桶、鬼)がいて、下人(池田)は外に出られません。
「鼻」:禅智内供(藤原)の鼻から花が生えていて、小坊主の安珍(ナカノ)と明珍(唐仁原)は困り果てています。明珍なんか花粉症です。内供は「これは共 同幻想だ、あるように見えているだけだ」とか言いますが、そんなわけないだろ。ロケット花火にくくりつけて飛ばしたらとれました。
「芋粥」:青年(桐山)がお母さんから受け取った仕送りは、箱いっぱいのカロリーメイトでした。
「河童」:河童(シコウ)とスパイダーマン(駒田)がいわゆるヒゲダンスをします。頭に分厚い本をぶっつけられた河童は死亡しました。
「地獄変」:安珍と明珍が長安で体験した最先端萌えカルチャーはすごく変でした。めっちゃ変とか超変とかいうレベルじゃなく、地獄変でした。
「杜"子"春」:浪費癖が激しい杜"子"春(どじしゅん)(桐山)は、仙人(桶)の口車に乗せられて借金させられたり怪しい運び屋をさせられます。
仙人に なる修行として仙人に連れられ地獄に行きますが、そこではなにがあっても声を出しては行けないと言われます。地獄では次々と亡者たち(池田、鬼、唐仁原、 シコウ)の姿を見せられます。ピアニカが刺さって苦しんだりしている、恐ろしい姿です。杜"子"春は必死で耐えますが、母(ナカノ)が水責めにあう姿にと うとう声を上げてしまいました。杜"子"春の気持ちに感動した仙人は、一緒に仲良く地獄にいられるように、杜"子"春も地獄行きにして、自分も地獄に落ち ました。地獄の鬼(本多)は亡者どもが苦しむ姿を肴に酒を飲んだ所、「鬼殺し」だったので死んでしまいました。

  • ここが見所(だった)
    本多さんの縁で、映画監督の本広さんが見にきてくれたのである。それで俺達はしゃいで、 映画化されたら安珍と明珍はウェンツと徹平だな、とか言っていたのである。しかし本広監督一行は「地点」を見に来たついでだったのである。ま、そらそうだ わな。

    予告編:「トロッコ」:池田の押すトロッコに乗った藤原がそのまま川に落とされる。


  • 出演: 池田一平 桶雅景 鬼豚馬 桐山泰典 駒田大輔 シコウ 唐仁原俊博 ナカノ実験室 藤原康弘 本多力
  • 京都大学文学部学生控室(ブンピカ)  2008年