下らないあらすじ
平安とは名ばかりの、陰謀と怨念渦巻く時代のお話です。
陰陽師安倍清明(桶)は今日ものんびり源博雅(桐山)と酒なんぞを楽しんでおりました。
「全く平和だなあ」
「そうだな、何か得体の知れぬ巨大な力が東から近づいてきているくらいだなあ」
「…平和じゃないだろ!」
そうです、実は都は危機に瀕していたのです。そこに一人の薬商人(池田)がやってきます。
「清明様、折り入ってご相談が…私は琵琶湖の物の怪を怒らせてしまったのようなのです」
「なんと、一体なんで?」
「それが、さっぱりわかりませんので…」
「して、それはなんだ?」
「これは湖畔で拾った羽衣らしきもので…」
「…それだろ!」
ビワコオオナマズ(藤原/シコウ)は200年生きると物の怪になると申します。
するとあの巨大な力はビワコオオナマズの怪物だったのでございますね。
ジョギングでこっちに向かっているようですから、大体90分くらいでここにつきますね。
清明は阻止に乗りだしますが、面白いことの大好きな芦屋道満(鬼)がほっておくはずがございません。
「まあ、方術合戦ね、ゆかしゆかし。」。
おや、清少納言(ナカノ)じゃありませんか。
私ですか?私は清明様の式神、に見せかけた未来の世界の猫型ロボット(唐仁原)でございます。
あ、結局方術合戦なんかないですよ、劇中には。
- ここが見所(だった)
ナマズ役の二人は琵琶湖から京大まで走ってきたのよ。ホントよホント。それで携帯電話の テレビ通話でそれを会場に実況中継しました。あれはよくできたビデオじゃなくって本物の通話です。アホやね。 ホンマにアホやねえ。 - 出演:池田一平 桶雅景 鬼豚馬 シコウ 桐山泰典 唐仁原俊博 ナカノ実験室 藤原康弘
- 京都大学文学部学生控室(ブンピカ)および琵琶湖岸から京大までの道路 2007年