第28回行動 惑星テトリス

第28回行動は2009年12月の「惑星テトリス」である。ゲストヒロインは延命聡子。

下らないあらすじ
ご存知のように、テトリスは、巨大な、ほぼ地球サイズの立方体が4つ組み合わさって構成されている。 その大部分が海であり、陸地はほとんどない。 そこには、常にテトラミノが静かに降り積もっては消滅を繰り返している。 その消滅こそが問題なのだ。 このテトラミノの生成と消滅は、地球上で知られている、いかなる理論によっても説明できない。 この現象を解明すれば、人類は長きに渡って縛り付けられていた時間と質量とエネルギーという束縛から解放されるのだ。
惑星シマリス、惑星クラリス等の探索で実績を挙げてきた内田百ケルビン(藤原)。とうとう、彼が惑星テトリスへ派遣される時がやってきた。 惑星テトリス第一次調査隊が、突然地球への連絡を断ってしまったからである。 激しく破裂するワープ航法の末テトリス・ステーションに到着したケルビンは、先行した調査隊員たち、バーミヤン・マクドナルド(池田)、円城井(桐山)、 サシミ・サジタリウス(ナカノ)の研究室を訪ねる。しかし、奇妙なことにそこには、いないはずの他の人物の気配があるのである。バーミヤンのもとにはその 祖父(唐仁原)が、円城井のもとには緑の女性(鬼)が、サジタリウスのもとには敏子さん(唐仁原)が。これはいったいどういうことか。
博士たちは口をそろえて言った。君にもじきに分かる、と。ここではすべてが、ただ繰り返されるのみだ。 ケルビンは青年時代に知った、初期テトリス学研究の権威、ゲーゼ(桶)の言葉を思い出していた。 惑星テトリスに降りしきるテトラミノは、観察者の精神状態や記憶を反映し、観察者からは様々な姿に見えることになるであろう。 それは鏡のようなものなのである。その、様々な姿をとったテトラミノを、T物質と呼びたい。ではまた来週。 それではあの来訪者たちは、T物質であるのか。
一方サジタリウスは、繰り返し現れるたびに過去の痛い記憶を掘り返す敏子さんに苦しみ、脱出ポッド(iPodではない)はおろか、緊急用備蓄(鬼畜ではない)食糧まで射出してしまっていた。つまり、もう食料は無いのだ。
食料の姿をとったT物質はある。
だが、食料は無いのだ。そして、残された時間はわずかである。とうとう延命装置(延命)も起動した…

  • ここが見所(だった)
    大義理やって終わり。何にも解決してません。はい。あと延命さんの衣装は、別にナカノ氏の要求ではないと思います。


  • 出演:池田一平 延命聡子 桶雅景 鬼豚馬 桐山泰典 唐仁原俊博 ナカノ実験室 藤原康弘
  • 京都大学文学部学生控室(ブンピカ)  2009年