第16回行動 大草原の首縊りの家

第16回行動は2003年12月の「大草原の首縊りの家」で ある。いつもの面々に加え、大木賢二、小関悠、吉田恵太と3名が初参加、さらにGSGK駒田大輔を加えて総勢9名が舞台狭しと熱演。ホンマに狭いっちゅう ねん。

下らないあらすじ
ミネソタ州左京区ウォルナットグローブ。そこには、豊かな自然と、そして、真の家族愛があった。
平和な町を衝撃的な事件が襲った。なんとインガルス家の次女、ローラ(駒田)の生首が、町のコミュニティ広場の木に吊り下げられていたのである。そしてそ の口は、「ローラは生首になって死ぬ」という予告めいた怪しげな文書を咥えていたのである。猟奇殺人事件である。
町の治安を司る保安官(吉本)は、早速日本から敏腕探偵池田一平助(池田)を呼び寄せた。ドクター(吉田)は「死体のどうでもよさそうな表 情からして、気付かぬ内に一気に殺された」という。それでは顔見知りの犯行なのか。しかし保守的・閉鎖的・躁病的な町の面々は池田一探偵を信用しようとは しない。メアリー・インガルス(桶)、ネルス・オルソン(藤原)、ネリー・オルソン(大木)…人々の証言は食い違い、しかも何か隠し事があることを臭わせ るのである。
ウィリー・オルソン(小関)が口にした「誰がどうしてどうなった様」とは一体何なのか。チアと団は何故に対立するのか。そして何より、この怪しいオッサン (鬼)はストーリーと関係あるのか。
関係者全員が集まった、ネリーの誕生パーティの夜。池田一の推理が、冴える。

  • ここが見所(だった)
    「誰がどうしてどうなった様」の託宣にはお客さんにも協力して頂きましたが、予想外にヘンテコな託宣ができあがって嬉しいやら冷や汗かくやら。
    今回は舞台上でラーメン作ってます。池田一が毎日20羽分の鶏がらを煮込んでスープから作ったラーメンです。何ともはや。
    それからも一つ印象的だったことを挙げておくと、パンフレットに挟みこまれた他劇団様のビラが、どれもこれもリソ(簡易印刷)で作ったコピー用紙に白黒の ものばかり、俺達ゃ舐められてンのか、ああん?


  • 出演: 池田一平 大木賢二 桶雅景 鬼豚馬 小関悠 駒田大輔 藤原康弘 吉田恵太 吉本和孝
  • 京都大学文学部学生控室(ブンピカ)  2003年